「情熱」
- 会長メッセージ
「情熱」
情熱とは熱い思いのこと。熱意ともいえるでしょう。
周りを見てみると、情熱のある人、情熱が感じられない人がいますよね。
もちろんそれぞれその大小はありますが。
どんな人でも仕事をする以上は、
やる気という種火を持っているはずです。
やる気はその人の目標や希望、
あるいは野心といったものから生まれるもの。
それを自分の体験や周囲の環境から、
より大きなやりがい、そして使命感という、
より熱く、より大きな情熱へと燃え上がらせていくのではないでしょうか。
そしてそんな人は自分自身で成長していきます。
しかしながら、種火をくすぶらせているだけで、
大きく燃えあがらせられない人がいることも事実です。
その理由や原因は、一人一人異なり、一概に言えるものではないでしょう。
とはいえ、「やる気や情熱は本人次第」と放置しておいては、
その人が情熱を抱くことは難しいと思います。
もちろん、その人の気持ちを他人が直接コントロールすることができません。
それでも、大きく燃え上がるように
追い風となる熱風を送り込むことはできるはず。
上司や先輩社員が日々情熱にあふれた仕事をし、
熱意をもって部下と接することで、
そのくすぶっている部下が、目標ややりがいが見えてきて、
仕事への理解度や面白さが見えてくることになるのだと思うのです。
それがやる気を熱くし、より大きな情熱へと燃え上がらせるための
スイッチなのではないでしょうか。
上司や先輩社員の指導の仕方によって、
部下の成長度合いは大きく異なります。
どれだけ情熱をもって仕事をしているか、
熱意ある指導ができるか。
「部下は上司以上に成長できない」
そう考えると、上司や先輩社員の存在は社員育成において非常に重要な存在ですね。
そして私たち経営者はその最たる存在。
改めて身が引き締まる想いです。