「暮らしの中心」
- 会長メッセージ
最終更新日:2021.11.23
「暮らしの中心」
古代の竪穴式住居での暮らしから今に至るまで、
暮らしの中心には「火」がありました。
家族が火を囲んで煮炊きをしたり、食事したり、
あるいは暖を取ったり、会話をする・・・
その場所がキッチンやダイニングになったといえます。
たとえば古民家の囲炉裏、そして今のセンターキッチンとダイニングテーブル。
親子で、あるいは夫婦揃っての調理や、下ごしらえ、盛り付け、配膳など協力し、
家族揃って食事を、会話を愉しむことができる装置です。
しかしながら、家族一人一人が忙しく、
家族同士の会話どころか、顔を合わせる時間が減ってきているのも事実。
そして暮らしの多様化はますます進んでいます。
だからこそ、リビングに薪ストーブを設置したり、自宅の庭でキャンプしたりと
家族がつながる装置や機会を増やす事になっているのかもしれませんね。
押し進められている働き方改革が、
家族同士の共通の時間を愉しむ暮らしに直結すればいいのですが。