正しく問う
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今回は「問いかけ」について考えてみます。
毎日仕事であれプライベートであれ、
混迷した状況に陥ることがあります。
相手と一致しないとか自分の期待とは異なるとか状況は様々ですが、
一言で言えば「不整合」が起きている状況がそれにあたります。
その不整合に対して適切な対応が必要になりますが、
それができなくて苦しさや苛立ち、悲しみを覚えます。
そうしたストレスを感じている人のほとんどに共通しているのが、
その原因を正しく説明できないということです。
説明できないということは、問題の根源を正しく掴めていない訳で、
より良い解決策や行動の選択ができないということになります。
そればかりか、ストレスを感じている本人は
まさに混迷した時間を過ごさなければなりません。
話は変わりますが、私も毎日様々な人と関わり、
しょっちゅう不整合にさらされています。
しかしながら、不整合が解決できずストレスを抱えたまま
1日を終えることはありません。
全ての不整合は、その日のうちに解決することを基本にしています。
では、どうやって解決するのか?
基本的には「問いかけ」が大事だと考えています。
自分が何を求めているのか?
相手が何を求めているのか?
何が問題なのか?それは本当に問題なのか?
この案の良い点は何か?悪い点は何か?
一致点は何か?一致していない点は何か?......etc
相手との不一致から生ずるマイナスの感情に流されず、
具体的に様々な問いかけを自身に、時には相手に行い、
言葉で具体化させて客観的な事実や真実の理解に努めます。
不整合から生じるストレスを抱える人のほとんどは、
そこから生まれる負の感情に埋没して留まっています。
人間らしい反応なのですが、
将来に向けて建設的で明るい状況を得ようとするならば、
正しい理解とアクションのプロセスが不可欠です。
不整合は負債として溜め込むものではなく、
正しく理解して対応するのが原則です。
その第一歩が「問いかけ」です。
自分にも他人にもたくさん問いかけてみましょう。
必ず新たな発見や気づきがあります。
明るく建設的な未来のためにお互いに努力したいものです。