「教育」
- 会長メッセージ
最終更新日:2019.11.09
「教育」
子供は学校や、地域、あちらこちらで学んできたことを
家に帰ってきてから話したり、実際にやってみせたりします。
例えば挨拶であったり、交通ルールであったり、友達との関係であったり。
そんな子供を見て、親は子供の成長として驚きや喜びを感じますが、
同時にはっとするとも多いのではないでしょうか。
人が生活する上での基本的なこと。過去に必ず学んできたことが、
大人になるにつれていつしか忘却の彼方へ・・・
それをまた子供から改めて教わっているのです。
自分の無意識のエゴを、子供を通して自覚させられるのですね。
それは人としての力、そして自律した一人の人間として生きていくための力、
つまり人間力を磨いているということなのです。
田坂広志氏はこの「人間力」をとてもわかり易く表現してくれています。
「相手の心を感じ取り、自分の心を見つめる力」
どんなに大人になっても、歳をとっても
人間力を磨き続けなければ、すぐに劣化してしまいます。
子供の姿は親が人間力を磨くためのよいきっかけ。
子供を通して親が育つ。
上司と部下の間柄も同じなのですが・・・。
【田坂広志氏著 人間を磨く・・・おすすめです】