説明責任
- 社長メッセージ
最終更新日:2022.07.02
皆さんこんにちは。
梅雨が明け猛暑が続いております。ご自愛ください。
さて、今回は基本的なことについて記します。
私は立場上、社員と面談する機会がよくあります。
そこで最近気づいたことがあります。
他人との人間関係がうまくいかない傾向がある人は
言葉で自分の状況を正しく表現できないことが多いのです。
主語が抜けたり、単語を羅列したり、原因と結果が不明であったりと
文章として成立していません。
自分自身の考えや状況を正しく他人に伝えることができないので
健全な関係構築の障害になっています。
そんなことに気づいた折、ある記事が目に止まりました。
それはプロセーラーの白石康次郎さんの記事でした。
要約すると、
「心が出すサインは自分にしか解らない。
やりたいことや考えていることと行動が一致しなければ面白くないし、
逆に一致していると楽しい。そしてそれは自分にしか解らない。」
というものでした。
これは真実だと思います。
自分にしか解らない自身の状況は
自分で正しく表現して伝えるしか、人には解ってもらえないのです。
よく説明責任という言葉を聞きます。
それは経営者やマネージャーについてよく要求される言葉ですが、
自分を正しく説明するという点について考えてみると
誰もが負っている責任と言えます。
また、自分を正しく説明できない原因は
日常的に文章で考える習慣ができていないことに起因します。
極めて基本的なことですが、お互いに説明責任を果たし
良好な人間関係で満たされることを願っています。