山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

ちょっとしたコツ

  • 社長メッセージ
最終更新日:2022.09.24

皆さんこんにちは。

今回は仕事に取り入れてほしい
「ちょっとしたコツ」について記します。

先日、あるリーダーの面談で気付いたことで、
自分が仕事の基本として習慣化していることが、
力量あるリーダーでも身に付いていないことに気づいたので
シェアする次第です。

そのリーダーはストレスマネジメントに弱点があります。

どのような時にストレスが表に出るのか聞くと、
仕事が「一杯一杯」の時にどうしても出るとのこと。

ここで自分は違和感を感じました。

なぜなら、自分はこれまで仕事において
一杯一杯になったことは一度も無いからです。

一応、誤解を招かないように注釈をつけると
ぬるい仕事をしてきたということではありません。

特に仕事を始めて一人前になり、
専門職として腕を上げるプロセスにおいては
質量と共に「苛烈な体験」は絶対に必要です。

その体験が専門職としての切れ味と鋭さとなります。

自分が知る限り「一杯一杯」に陥る人は
押し並べて仕事の計画に余裕がありません。

具体的には1日に仕事のタクトは何本か、
人によっては10本前後並ぶことがあると思います。

この時に絶対やってはならないのは
タクトとタクトを直接繋げないことです。

間にわずかでも時間を確保することが極めて重要です。

朝一番に仕事のスケジュールを策定するときに
一定の目的や準備を確認しますが、タクト間においても
タクトのミッションや手順、準備が整っているかを再確認することはとても大事です。

これを確実に習慣化すると、想定外への対応余力が生まれます。

私は常に仕事には余白の時間を確保して、そこから生まれる
「精神的余力」を持って臨むようにしています。

押し並べて仕事というのは想定通りに進みません。

むしろ、想定外に対して適切に対応することこそ
仕事の本質的な重点であるとも言えます。

精神的に一杯一杯になることが多く
精神的余力を持ち合わせていないと感じる人は、
タクト前に準備を確認する時間を作ってみましょう。

わずかな余白時間が生む精神的余裕は良い仕事の絶対条件です。

そうした「ちょっとしたコツ」をシェアできたらと思い、
記してみました。参考にしてみて下さい。