「あぁ、羨ましい」とか「なんで自分はできないんだろう」とか。
あるいは自分のことは棚に上げておいて、「あの人のせいで自分は・・・」なんて
思ってしまうこと、ありますよね。
羨ましさや悔しさのようなものは、誰でも当たり前に感じる感情だと思います。

人は元々エゴや煩悩を持っているもの。
それをネガティブなものではなく、ポジティブなものとして
活用できればいいのですが・・・。

羨ましく思う相手は自分のありたい姿そのものです。
今、自分がそのありたい姿の状態になっていないのはなぜか。
そうなるためにどうしなければならなかったのか・・・
自分自身と正対することで、現状の自分というものが具体的に見えてきます。

弱い自分に気づき、その自分を受け入れることはとてもつらいことですが
そこから、理想像とのギャップに気づき、それを克服するためにどうするかを考える。
それが自分自身の成長の、次へのステップになるのです。

7つの性は、自分自身の良さを引き出すためのスパイス。
そうはいっても、なかなか辛いものです・・・。