「失敗から学ぶ」

「失敗は成長のもと」「失敗なくして成長なし」
という言葉がありますが、
失敗をしっかりと成長の糧として学べている人は
少ないのではないでしょうか。

誰でも失敗やトラブルがあった時は、
なんであんなことになったんだろうと後悔したり、
あの時どうすればよかったんだろう・・・と考えたりしますよね。

しかし、そんな時にどうしても出てくるのは、
自分の非はおいといて、相手の非ばかり主張したり、
自分と相手との勝ち負けに固執したり、
というそんな自分のエゴの部分。

失敗やトラブルの本質を深堀りしようとするよりも
結果として自分の過ちや責任から目をそらし、他責にすることで
自分の中で「自分には責任がない」ことと処理してしまうのです。

失敗を活かし、自分の成長の糧にするには、
失敗の原因を「外」に求めるのではなく、
全ては自分に原因がある、と考える必要があります。

謙虚な「心の姿勢」を実践する覚悟。
全てを自分の問題として引き受ける覚悟。


そんな覚悟をした上で、自分のエゴと対峙し、
実践を何度も積み重ねることによって
逆境を乗り越える本当の強さを身につけることが
できるのではないでしょうか。

幾つになっても修行は続きます。