「教養を身につける」
- 会長メッセージ
最終更新日:2019.11.09
昨今、インターネットで様々な情報を手軽に入手できます。
便利なのですが、調べた情報はその時はよくても、時間が経つと忘れてしまう。
ただ調べているだけで、学習していないからなのでしょう。
学習とは文字通り、学び、習うこと。
「学ぶ」とは学問や技術を自分で咀嚼し、理解し、体験して身につけること、
「習う」とは人から教えを受けること。文字通り練習することです。
書物はこの学習という点において、とても有効なツールといえます。
時には、「なるほど」と著者から習うこともでき、
時には著者の考え方や主張を少しでも理解しようとすることからの学びもあります。
そして、繰り返し読み返すことで、新たな発見やより深い理解が得られます。
そういったものが、実体験と重なった時こそ、自分のものにできたと言えるでしょう。
それが教養となっていきます。
少なくとも自分の教養を高めるには知的好奇心という、
日常の暮らしにおけるアンテナ(眼)が必要です。
そのアンテナ(眼)をもとに、常に考え、行動し、経験すること。
その積み重ねがその人の価値観軸を創っていくのだと思います。