学び直す
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今回は、学び直しをテーマに選定しました。
というのも、もとより仏像を中心とした文化財を見ることが好きで、
国立の博物館や各所の宝物館を訪れてきました。
最近は、QRコードなどでアプリをダウンロードすると
ガイダンスも聞けて情報がとても充実しています。
また、併せて日本史の学び直しにも取り組んでいまして、
時代背景を重ねての文化財見学は味わいがグッと増します。
古いものは奈良時代まで遡りますし、
鎌倉時代でも、今より800年以上前のこととなります。
昔の人は平均寿命が短かったので、
適当に平均値として人の一生を40歳ぐらいと考えると、
鎌倉時代の仏像は20代以上にわたり継承されてきたこととなります。
そんな仏像を眺める度に、
よくこんな精緻なものを充分な道具がない時代に
作ったものだと感心させられます。
また、いくつ失敗したんだろう?
どれだけの時間がかかったのだろう?
さまざまな想像が膨らみます。
叶わぬ望みですが、仏像の目にカメラがついていたとしたら
どのような格好の人が前をよぎり、どのような光景を目の当たりに
してきたのだろうと想像するだけで、遠い昔から今に至るロマンを感じます。
今から見れば800年以上経過しているのですが、
仏像の目に映るそれぞれの時代はゆっくりと移ろい、
変化しながら今日に至ったものと思われます。
そう考えてみますと、当然ながら現在に生きる我々も
ゆっくりと歴史の中で移ろい変化している渦中にあります。
話は変わりますが、我々アルスホームでは新年の年賀状を
令和5年を持って終了し、最後の年賀状となります。
たまたま同じように各会社からも欠礼の案内を頂きました。
後十数年経ったら「昔は紙で・・・」なんて時が来るのでしょう。
また、数百年経ったら同じく当時の世相を表す文化財として
年賀状が博物館に飾られ、企画展なども行われているかも知れません。
大きな時代の流れや変化を感じつつ、
来年からの会社の計画を考えているこの頃です。
個人も会社も常に学び直し、アップデートが必要です。