成長の源泉
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今日は4月1日。新年度入りです。
我々アルスホームにおいても、明後日開催される
経営計画発表会や新入社員の受け入れ準備が進み、
新たなスタートへの準備が大詰めです。
毎年そうなのですが、前年度を総括すると
自己採点はかなり厳しいものになります。
また、主な出来事を振り返っても
辛いことや腹立たしいこと等ままならなかったことが多く、
上手くいって喜ぶことはあまりありません。
今から10年以上前に、弊社グループの副会長に頂いた
経営計画発表会の言葉を思い出します。
今でも鮮明に覚えているのが、
副会長曰く、「経営をやってきて記憶にあるのは
辛いことがほとんどで喜んだ場面はほんの少ししかない」
というお話でした。
その時は、そんなものなのだとあまり実感することなく
お聞きした思い出があります。
話は変わりますが、私も早いもので社長を仰せつかってから
はや10年が経過し今年度は11年目になります。
当時は実感に至らなかった副会長のお言葉は、
今となっては身に沁みてその通りだなと思うようになりました。
しかし、冷静に考えてみれば世の中の道理とも言えます。
ビジネスであれスポーツの世界であれ、
苦しい時期や修行を重ねなければ成功を収めることはできません。
また、成功は一部の人にだけ訪れ、なおかつその喜びは一瞬です。
何事も楽に成し得ることはありえないというのが真実なのでしょう。
では、大半を占めるままならない日常を
どう考えてどう成果や成長に結びつけていくのか?
それは、すべての出来事に対し、
肯定的な受容を行うことが最も大事だと考えています。
今ここにいるのも自分の意思決定の結果。
今こうした状況にあるのも自分の意思決定の結果。
起きたこと全ては自分の意思決定の結果。
他人のせいや世の中のせいにしないという姿勢が大事です。
肯定的な受容ができるようになると、
自ら今後何を工夫すれば良いのか考えることができ、
未来における意思決定と行動の選択の質を上げることに直結します。
肯定的受容とは成長や成功に結びつけるために必要な
日々のトレーニング、つまり修行そのものです。
習慣化して日々の出来事を成長の源泉にしましょう。