正しさ
- 会長メッセージ
最終更新日:2023.04.29
正しさ
一般的に正解と思われることばかりを行っていても
なかなか成長にはつながらない、ということなのでしょう。
大半の人が選んだり、行ったりする多数派の答えは
たしかに正しいのかもしれませんが、
少数派の回答が間違いなのかと言えば、そうではありません。
得てして、そんな少数派の意見や返答の中から
これまで気づかなかった新しい考え方のヒントや
異なった視点からの指摘が出てくるものです。
このように考えていると、
一般的に正しいこと、というものは
前例踏襲に似たものなのかもしれません。
仕事でもなんでも、以前から同じやり方を繰り返せば
間違いではないのかもしれませんが、
そこから新しい発見は生まれませんよね。
いつもとは違う角度でモノを見たり考えたりすることで、
これまでの手段やプロセスに対して
新しい気づき、新しい発見ができる可能性が高まります。
つまり、既成概念を疑ってかかる、ということです。
その新たな気づきから、新しい「正しさ」が生まれ、
それを積み重ねることが、
成長する、ということなのではないでしょうか。
「正しさ」を疑って「新しい正しさ」を生み出す。
難しいことですが、とっても大事なことです。