体験から学ぶ知恵
- 会長メッセージ
最終更新日:2023.08.06
体験から学ぶ知恵
歳を重ねなければ、知恵が身につかないように捉えられそうですね。
もちろん年を重ねながら多くの人たちと付き合い
意見交換や議論など行うことで、
自分にはなかった知識や考え方などを蓄積できることは事実です。
しかし、若い人でもより多くの人々と人間関係を築き、
継続することで知恵を蓄積することは可能なのではないでしょうか。
特に私たちのような家づくりの仕事においてはそれが顕著だと思います。
若い社員においては、40代50代、それ以上のお客様から、
暮らしの実態を具体的に教えていただけることになりますし、
逆にある程度の年齢の社員では、若いお客様の感性や暮らし方に
新たな刺激を受けることもあります。
つまり私達はお客様に新しい住まいをご提案する時は同時に、
お客様からそのお客様特有の暮らし方、考え方などを
教えていただく機会にもなっているんです。
いうなれば、お客様からお聞きした暮らしの情報を元に、
私達はお客様の暮らしを疑似体験させていただいている、
ということです。
そしてその経験の積み重ねが、お客様により良い暮らしを
ご提案するための知恵の蓄積となり、
その後のお客様へ、より良い暮らしを
ご提案することができることに繋がっているんですね。
若い時も、年を重ねても、
住まいづくりって本当に素晴らしい仕事なんだなぁ。
つくづくそう思います。