ノブレス・オブリージュ
- 会長メッセージ
最終更新日:2023.09.03
ノブレス・オブリージュ
フランス語で、「ノブレス・オブリージュ(nobless oblige)」
という言葉がありますね。
身分の高い者はそれに応じて果たさねばならない社会的責任と義務を持つ、
という今でも欧米社会に浸透している概念ですが、
元々はこの記事のように信望を高めることを意味したのでしょうね。
一般の私達には何か縁遠いことのように感じてしまうかもしれませんが、
少し考えたところ、会社や組織におけるマネジメントにおいて
当てはめることができるのではないかと思いました。
つまり、マネジャーやリーダーといった人たちにも
「ノブレス・オブリージュ」と同じ考え方ができるのではないか、
ということです。
その立場に応じて、視座の高さや考え方、自律した行動や振る舞い、
謙虚でひたむきな態度、自分の感情やエゴのコントロールなど・・・
求められることはとても多いですが、
部下を成長させ、業績を上げる責任を果たすためには不可欠なこと。
そして、これまでの自分の様々な経験、それを元に培った見識や見解、
着眼点や仕事のコツなど、多くのスキルや知恵を惜しげもなく
部下に配っていくということです。
部下の成長のために、無私の指導・アドバイスをいかに行うことができるか。
その結果として、マネジャー・リーダーとして成長することができるのでしょう。
立場に見合った「ノブレス・オブリージュ」
ちょっと考えてみてはいかがでしょうか。