光と影
- 会長メッセージ
最終更新日:2023.10.20
光と影
「光の多いところでは、影も強くなる」
ドイツの詩人ゲーテも同じような言葉を残していますね。
大きな成功の裏には途方もない努力がある、
と主に解釈されることが多いと思います。
私たちはつい、「光=成功者」と考えてしまいがちですが、
私たち全員が、誰もが認める成功者になれるわけではありませんよね。
では「光=成功者」ではなく、
「光=今の自分」と考えてみたらどうでしょう。
今の自分があるのは、自分自身の努力はもちろんですが、
助けてくれたり、支えてくれたりしてくれている、
そんな家族や仲間などが周りにいてくれたからこそ。
そんな周りの人達という影があって
今の自分が光っている、と言えませんか?
一方で、周りの人達のために
自分が支えていることもありますよね。
その人が光っているのは、
自分が影の一人としているから、なのですね。
考えてみれば、これはフォロワーシップの
考え方と同じように思えます。
自分自身が組織やチームのメンバーとしてリーダーを支える影であり、
積極的に主体的に行動する光でもある、といえますよね。
だれでも一人一人が光であり、影でもあるのですから、
自分が強い光になりたい、と思うのであれば、
影の部分をより強く行うことが大事なのではないでしょうか。
どんな役割であれ、主役は「自分自身」なのですから。