山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

大事な自己肯定

  • 社長メッセージ
最終更新日:2019.11.18

 

皆さんこんにちは。

お盆を過ぎ、少し暑さも和らいできました。
とは言え、まだまだ暑い日が続きます。ご自愛下さい。

さて、今回は自分自身の見方について考えてみたいと思います。

このテーマを取り上げようと考えたのは、色々な人との面談を
通じてあることに気付いたからです。

例えば、同じ環境で同じ職種、同じ量の仕事をする人が複数名
いたとします。彼らに仕事についての感想を求めると、面白い事に
かなりバラけた返事が返ってきます。

ある人は、「仕事が面白くて仕方がない」と笑顔で話し、
またある人は、「仕事が辛くて辛くて仕方がない」と涙を流します。

同じ環境にありながら、全く正反対の反応を示す人がいるのです。

これって何故だろうと考えながら、更に複数の面談を進めると
見えてきたものがありました。

大きな違いは、自分を肯定的に捉えているか、
否定邸に捉えているのかの違いです。

具体的に申しますと、仕事であるミスをしたとします。

肯定的な見方が習慣化している人は、「次は絶対に同じ
ミスをしないようにしよう」とポジティブな受け止め方をします。

つまり、失敗の積み重ねの先に、どんどん成長する自分を確信しています。

しかし、否定的な見方が定着している人は、「またミスしてしまった。
自分はダメだ。またミスしたらどうしよう」と後ろ向きに捉えるとともに、
「自分はダメだ」という概念を無意識の内に、自分に刷り込みます。

それが続くと、ダメな自分しか認識できず、仕事もプライベートも
全く楽しめないという悪循環に陥ります。


自分自身を振り返ってみると、幼い頃より「出来る」「上手くいく」
という勝手な思い込みの元に成長し、常に自己肯定感を持っていました。

従って、これまでの人生においても反省するべき点は多々あれど、
後悔など無く、むしろ充実した楽しい人生であると断言できます。

自分を罰し、減点する考え方は、後ろ向きな思考習慣を呼び、
後ろ向きな思考習慣は、行動を萎縮させます。

人生にあらゆる失敗はつきものですし、反省は重要です。

しかし、起きたことをポジティブに捉え、自分自身を励まし、
褒めてあげることはもっと大事です。

また、話は変わりますが、ポジティブなストロークをもらえる
相手を持つこともポイントです。

恋人、友人、先輩、だれでも構いません。

あなたを認め、常に励ましてくれるパートナーの存在は
自己肯定感を高めるとともに、力を与えてくれます。

(ちなみに小学生の自己肯定感は秋田県が一番高いそうです)


自己を肯定的に見るか、否定的に見るかというのは、生来の
性格などとは異なり、「思考習慣」なので、変えることができます。

自己を肯定的に捉えることは、自身の人生のクオリティーに直結します。
ポジティブに愉しく、人生を歩みたいものです。