山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

適切に処する

  • 社長メッセージ
最終更新日:2019.11.18

皆さんこんにちは。

梅雨特有のジメジメが鬱陶しいこの季節。
汗かきの私には、悩ましい季節です。

さて、今回はストレスの処し方について考えてみたいと思います。

あえてこのテーマを取り上げたのは、会社のあらゆる面談や研修の機会に、
ストレスを適切にマネジメントできていない人をよく見かけるためです。

これを機会に自身を振り返り、ストレスの処し方についてまとめてみたいと思います。

まず第一に「ストレスをできるだけ発生させない」ことです。

私の場合、これについては生活習慣を重視しています。

つまり、一日の生活リズムや生活習慣を整えて、崩さず生活しています。

いわゆる、「ルーティーン」というやつです。

休日の時間の使い方も例にもれず、起きる時間、運動する時間、読書する時間など、
すべて一定のリズムで過ごす習慣が出来上がっています。

ちなみに正月も含めて同じ時間の使い方をしています。

こうして過ごすことによって、「時間をどう使うのか?」ということを考えることがありません。

別の視点でいえば、計画に投入するコストと時間をカットしているとも言えます。

また、一定のリズムは心理的な安定に直結します。

次に心掛けていることが、「正しい解釈を心掛ける」です。

生活し、仕事をする中で、他者との見解の相違や軋轢は、一番のストレス発生要因となります。

私も例にもれず、人と関わりながら生活しているので、上記のストレスを受けることになります。

この時に重要なのは、ストレスの原因となった事象について、自身に起きた感情と事実を
分けることにあります。

ストレスを正しく処することが出来ない人の大半が、この段階で感情と事実をごちゃまぜにして、
整理不能の「二日酔い」の状況に陥っています。

事実のみを整理して向き合えば、ほとんどの問題は正しく判断することが出来ます。

最後に、上記のプロセスで解決しなかった場合は「人に相談する」ことです。

これは、人に相談して答えを求めることが主目的ではありません。

人に説明するプロセスで、自身に起きたことを整理整頓することと、人に伝えて表出すること
そのものにポイントがあります。

意外と、人に相談すると、話している途中からそう大した問題では無かったな、などと
感じることがよくありますし、話し終わったら、答えが出ていなくても不思議と
スッキリするものです。


私は、上記の処し方を習慣化して、ストレスフリーで生活しています。

現に、人間ドックでストレス検査を受けましたが、
20の質問でストレスありと引っかかった項目はゼロでした。

仕事がつらい、悩みがあるという人は、一度自身の「処し方」を変えてみてはいかがでしょうか?