あと片付け

「後工程はお客様」とよく言いますね。

自分達の次の工程の人達のことをお客様のように考え、
その人たちが気持ちよく仕事ができるように配慮して
自分の工程を終わらせることの大切さを説く言葉です。

どんな仕事であれ、自分ひとりで完結できるものは
ないと思います。
組織やチームで動いている時はもちろんのこと、
個人で仕事をしている方であっても、
必ず周りとのつながりがありますね。

引継までに必要な状態にできず、
後工程の人に待たせてしまったり、
中地半端な状態で仕事を渡してしまったりしていませんか？

きちんとした仕事の受け渡しができていないと、
後工程の人達のストレスも増大しますし、ミスが発生し、
最終的にはお客様にもご迷惑をおかけすることになることも・・・

いずれにしても、次の人へ仕事を渡していく時には
きちんと整理、後片付けのできた状態で行いたいものですね。

一人一人が後工程の人達のために配慮し合うことで、
組織・チームとしての生産性はどんどん向上していくでしょう。

前工程からどう引き受け、後工程にどう受け渡していくか。

後工程の人達の仕事の流れや内容を把握した上で
自分が受け持つ仕事の質はしっかりと担保しつつ、
ゆとりをもって気遣いのきいた引継ぎができる人が
「くろうと」なのですね。

皆さん、「くろうと」として成長できていますか？