モノづくり
- 会長メッセージ
最終更新日:2024.01.16
モノづくり
モノづくりにおいては、「いいものを創りたい」という想いは不可欠。
でも「いいもの」と一言で言っても、一人一人の価値観は違いますから
組織やチームでのモノづくりでは、必ず意見がぶつかり合うものです。
お互いの想いのぶつけ合いは、
いわばエゴとエゴとのぶつけ合いのようなもの。
サルトルの「地獄とは他者のことなり」という言葉のとおり、
とっても辛いこともありますよね。
それでも、お互いに自分の意見、考え方を出し切り、
侃々諤々の議論をすべきでしょう。
もちろん相手のことをきちんと認め、
リスペクトすることは大前提となりますが、
その上でお互いに想いをぶつけ合いながら、
最適なところがどこなのかを探り当てることが
重要なのではないでしょうか。
様々な意見、想いのぶつかり合いから、最適な解が生まれる。
このことを宮崎駿監督は
「こうせざるをえないから、こうなった」
と表現されたのでしょうね。
私たちの家づくりにおいても同じことがいえます。
お客様がこうしたい、という想いを持ちであれば、
そのことに対して実現しようとしつつも、
「もっといいやり方はないか、もっといい住まい方はできないか」
を複数で真剣に考え、お客様とともに想いをぶつけ合い、
最適な住まい方を見つけ出すことが大事なのだと思うのです。
それがお客様とともに、私たちの社員もまた、
人として、家づくりのプロとして
成長させていただけるということでしょう。
「家づくりは人づくり」
アルスホームの企業理念を、これからも実践してまいります。