ミッション
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
今回は新卒採用について記します。
皆さんもご存知の通り、新卒採用は年を追うごとに早期化し、
なおかつ長期化、多様化しています。
我々アルスホームでは、去年までは
4月ごろに最終面接を行ってきましたが、
今年はインターンシップ参加者向けに1月より選考を一部始めています。
アルスホームの採用活動は他社とは異なっています。
一般的な「選考」というプロセスを行いません。
面接を受ける学生さんはそのことはつゆ知らず、
一生懸命Q&Aを準備して臨まれます。
しかしながら、我々はそのような学生さんのPRを聞いて
それを元に選考するという概念はありません。
我々の選考プロセスの最大のミッションは、
一人一人の学生さんにとって最適な意思決定をしてもらうことにあります。
従って、意思決定プロセスが不整合の場合や、
曖昧な場合は再考を促すことも頻繁にあります。
また、その人が他の会社の方が適合性が高い場合には、
むしろ他の会社をお勧めすることさえあります。
その本人が仕事で本当に実現したいことが何なのか?
そして、それはアルスホームのコンセプトと一致するのか?
その一点に集中して、双方が考え抜くことになります。
よく世間では上場企業で3年3割、中小企業で3年5割という
新卒入社後の退職率が言われています。
これは、入社前の会社の知名度であったり
福利厚生や給与水準の高さを主眼にして意思決定することに
そもそもの原因があると考えています。
それはそれで間違いではないのですが、仕事そのものの
実際に想いを馳せることが決定的に不足しています。
従って、実際に入社してから初めてわかる仕事の現実や
これまで抱いていた期待とのギャップの大きさに愕然とし
アンマッチングが起きてしまうのです。
人生を心豊かに生きる原則はシンプルで、
願望と選択する意思決定を一致させることにあります。
従って、我々と学生さんとの採用面接では
願望を明らかすることに主眼を置いています。
その上で、その人にとっての意思決定は
どのようなものが最適なのかを共に考えることにしているのです。
ご縁のある無いに関わらず、社会人として人生の先輩として
やらなければならない務めだと考えています。
アルスホーム企業理念の3章に
「対話を重ねて感動を共有する」とあります。
我々の採用プロセスもそうあるべきだと信じています。
今年も多くの感動に出会えることを楽しみにしています。