全力であたる
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
花冷えの春は昨日までのようです。
今日は一気に暖かくなり、晴天となっています。
(この時期の白銀の山並みは富山に住んでよかったと感じる風景の一つです)
さて、最近改めて自分の仕事の中で「重たいな~」と感じることがあります。
それは何かと言いますと、「採用」です。
社長に就任して6年が経ち、たくさんの業務がありますが、それなりに慣れ、習熟し、
自身で十二分にコントロールできるようになってきました。
その反面、採用に関わる業務が終わるごとにかなり消耗している自分に気付くようになりました。
来年50歳になるので年のせいかとも考えましたが、どうも違うようです。
自分自身に問いかけると、その重たさの正体が見えてきました。
それは、採用は「人生の岐路に立つ人に大きな影響を与える」という事実です。
人によっては、そんなに重々しく考えなくても良いのではないか?という意見も
たくさんあるかと思います。人さえ取れればそれで良いのではないかと。
いつも付き合っている仲間からは、深く考えすぎだとよく言われます。
しかしながら、社長になり人を採用することの重要性を理解するにつれ、
持てる能力を集中して投下し、全力で相手に向き合うようになりました。
まさに私にとって採用のプロセスは真剣勝負の時間なのです。
それは、新卒採用であれ、中途採用であれ変わりません。
現在のアルスホームと私自身の考えを、一切の虚飾なしにストレートにぶつけます。
時と場合によっては、あまりにも考えていた面接と異なるので、驚かれ、
理由は様々ですが、人によっては涙する人さえいます。
また、採用プロセスでもう一つ大事にしている事として、
一人一人の将来に向けた一番良いと思える方向性を共に考えるようにしています。
従って、定まらず、自分が見えていない人には厳しく、率直な物言いをすることもあります。
もしかしたら、このあと二度と会わず、一度きりの、まさに一期一会であったとしても
何かしらの、その人のお役に立てる時間にしたいと心底願っています。
ここでアルスホーム企業理念3章全項を紹介いたします。
3章 対話を重ねて感動を共有する
同1項 お客様に徹底的に尽くそう
同2項 高い視点で傾聴、熟考しよう
同3項 感動の心で、人の輪を広げよう
言葉を並べるととても美しく響きます。
しかし、採用であれ、家づくりであれ、それらを行じるには、
その人のビジョンの有無と本気度が問われます。
これから、新卒採用の面接が本格化してまいります。
一人一人がより良い意思決定ができるよう、全力でことにあたりたいと考えています。