モノと暮らし

最終更新日:2024.06.29


経営管理部の浦畑です。

先日、砺波市美術館で開催されている、
「砺波の木工芸3人展」に行ってきました。
砺波市在住で、日本伝統工芸にも出品されている
三人の作家さんの作品が数多く出品されています。


当日は作家さんの一人、林哲三さんが偶然展示会場にいらっしゃって、
幸運にも声をかけていただくことができました。

林さんからはご自身の作品について
一つ一つ丁寧に解説していただくとともに、
使用されている木材の種類の特性から、
指物の技法や拭漆・朱拭漆といった技法など
丁寧に教えていただくことができました。

作品は一つ一つが美しく、この世に2つとない1点モノ。
そしてすべては人が日常使用する道具であり、
そこに作り手の、より美しく、より使いやすく、
という熱意が込められているのですね。
まさに用の美、ですね。

この作品のようなモノを愛着を持って大切に使い続ける、
そんな心豊かな暮らしっていいですね。

といいながら、自分の暮らしではどうかといえば、
大量生産の工業製品にあふれている現実・・・

より心豊かな暮らしができるように
身の回りのモノ一つ一つが、
本当に愛着をもって使い続けているものかどうか、
見直してみようと考えています。

改めて自分の暮らしを見つめ直す、いい機会になりました。