右近家を訪れて

最終更新日:2024.10.21

福井支店・工事課(兼)カスタマーサポートの志尾です。

日脚も すっかり短くなり、秋風の冷たさを感じる季節となりました。

平成29年に日本遺産に認定された「北前船寄港地・船主集落」にある「右近家」の館を 休日を利用して見学して来ました。
「右近家」は北陸五大船主の1つだけあり とても素晴らしい建物でした。
海側には石が積み上げられ その奥には日本海の荒波から本宅と内蔵を守るように 2階建ての外蔵が並んで建てられていました。
本宅は 太い柱や梁、茶室や日本庭園など落ち着いた雰囲気は 時を忘れさせる空間で、当時の繁栄ぶりを伺う事が出来ました。


私が感銘したのは、本宅の背後の高台にある別邸の「右近家・西洋館」です。
設計施行に2年を費やし大工334人、左官工214人、他に約1万人を超える職人が携わった建物で、柱や窓、床張りの至る所に細工が施されていて 一つ一つが丁寧かつ繊細。例えば1階にはイングルヌックと呼ばれる暖炉や その周りのタイル細工、2階のベランダのX状に湾曲した手摺など 先人の技術だけでなく 心意気を感じました。
これからの家造りに活かしていきたいと思います。

そして、福井家の森にも「アルスホームの第2展示場」がオープンしました!
是非 見学にお越し下さい。

最近では、朝晩が冷え込んで参りました。お身体に気をつけてお過ごし下さい。

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