緑の魅せ方
こんにちは。
企画開発部 エクステリア担当の窪田です。
木々が色づく季節になりました。いかがお過ごしでしょうか。
私は、普段外構図面を描いており、植栽も1本1本意識しながら配置するよう心掛けています。
他の植栽との高低差のバランス、日光に強いか弱いか、花の咲く時期などです。
また、設計プランナーからのお客様情報はとても重要になります。
例えば、お子様がおられたら花や実が楽しめる落葉樹を取り入れることが多いです。
一緒に四季を感じられたらいいですよね。
我が家にもシンボルツリーのヤマボウシがありますが、白い花や新緑、紅葉、赤い実などを愉しむことができます。
自宅で子供たちと夏にヤマボウシの傍でプール遊びをしたのは、思い出となっています。
直接お客様にお会いすることはありませんが、想像しながら図面を作成することはとても楽しい作業です。
今年は、4月に新川展示場のリニューアルオープン、10月に福井家の森に2つ目の展示場がオープンしました。
エクステリアに携わる自分も現場に何度か行き、家の中から樹木のどの向きが一番美しいか考えました。幹の向きや枝の流れ、葉の形等を見て指示を出しています。
また生活される人の視点になり、キッチンに立ちながら、またリビングでソファ等に座りながら行います。自然な形でわざとらしくなく、一番美しい姿・・・なかなか難しいですが
アルスホームは、微調整をしながらこだわりを持って、造園家さんと連携しながら配置しています。
福井の展示場では出番がありませんでしたが、現場ではマイスコップを持参しているので、低木や下草を植えるお手伝いを造園屋さんから教わりながら行うこともあります。
直接本物に触れて作業するので勉強にもなりますし、植え終わった後は達成感があります!
新川展示場にて。
キチジョウソウも1株ずつ、魅せたい向きを考えながら植えていきました。
家づくりは建物メインですが、そこに緑が加わるとより豊かで心地の良い暮らしができます。
この福井家の森第2展示場は、リビングに入った瞬間ワクワクして、そしてしばらくソファに座りながら緑を眺めたくなる庭です。
また寝室から見える、常緑樹が集まった植栽コーナーも緑が濃く、瑞々しくて私自身好きな場所です。
ぜひ、見ていただきたいです。
これからも、外に桜や紅葉を観に行くように、家でも四季の移ろいを愉しめたり、緑で安らぎを感じられるような植栽計画を提案していきます。