願う下心

最終更新日:2019.11.28

こんにちは。富山第1支店・設計課の長谷川です。

今年も残り1か月ほどとなり、年末の雰囲気が漂ってきましたね

イベントが目白押な年末ですが、頭を悩ませるのが子供へのクリスマスプレゼント

それとなく、3歳になる息子に欲しいものを訪ねてみると

「トミカとプラレール!」 と、迷いなく返事が返ってきました

男の子らしく乗り物に夢中なこの頃、部屋を片付けては直ぐにトミカが散乱する毎日です

最近の流行りはドライバーを手に修理ごっこに明け暮れています

 

普段は買えない大きなセットを買ってあげれば喜ぶのでしょうが

買っただけで終わってしまうのが、私自身が物足りなく感じ

もっと喜ぶようなものはできないかと悩むこと数日

ふとダンボールハウスが頭に浮かびました

修理屋さんの建物を作って、整備士になりきってもらおう! という狙いです

タタミ6畳分のダンボールを買い込み、切っては貼って組み立ててを繰り返し

大がかりな工作に没頭している間に、いろんな想いが浮かびます

それは息子が喜んでくれるか…とは別に、私自身の願い

 

このプレゼントが良い想い出になってくれたら

ゲームよりものづくりが好きな子になってくれたら

人と違う拘りを持った子になってくれたら

…お父さん凄いっ て思ってくれたら

 

そんな下心にも似た願いを込めながら完成した 『 トミカ修理屋さん 』

下心が親のエゴになってはならないのですが、『 誰かのため 』の下心からくる熱量は

何か行動を起こす大きな原動力となっている気がします

 

お客様の家づくりでも、似たような気持ちになります

様々な想いが作り手のエゴになってはいけないと肝に命じつつ

お客様が思ってもみなかった価値を提供できるよう

心の中でニヤっとしながら、私達からの願いも込めてカタチにしていきます