思い込み

最終更新日:2019.11.28

はじめまして

今年度入社いたしました、設計課の辻野です。

入社と同時に、生まれて初めて福井を離れ、一人暮らしが始まりました。

私は生まれも育ちも福井です。

皆様からみた福井県といえば、何も無い!というイメージなのではないでしょうか。

私も有名なのは、恐竜博物館、東尋坊、永平寺くらいしか思い浮かばないです。

(紹介するにはちょっと物足りないけれど、素敵は場所はいっぱいあります!)

 

 

大学生の時は、友達と遊びに行く場所といえば、すでに知っている場所に行ったり、ドライブしたりが多かったです。

でも今回は観光スポットを調べてみようと思い、ネットで検索してみました。

調べると、出てくるのはすでに知っているスポットばかりでしたが、三方周辺に年縞博物館というものが最近出来たということを思い出しました。内藤廣さんの設計です。

 

福井県は、北と南で嶺北地方と嶺南地方というように分かれているのですが、この年縞博物館のある三方は嶺南地方にあります。

嶺北と嶺南、同じ福井県なのですが方言が違ったり、福井市から嶺南はすこし距離があるので、他県のようなイメージがあります。

それでも福井で行ったことがない面白そうなところがまだあった!と嬉しく思い、友達とともに行くことにしました。

 

年縞博物館は、福井から下道で2時間程、高速で1時間の場所にあるので、迷わず高速で向かいました。

高速で敦賀まで行くと、ジャンクションがあります。

ご存知の方も多いとは思いますが、敦賀JCTといえば、北陸自動車道と、舞鶴若狭自動車道を接続する場所です。

年縞博物館に行くには、敦賀JCTで舞鶴若狭自動車道に乗り換えなければいけないのですが、その事を忘れていた私たちは琵琶湖周辺にまで行ってしまいました。笑

富山県や石川県からお越しの方がいらっしゃいましたら、敦賀JCTにはご注意下さい。

さて、いろいろありましたが、無事、年縞博物館に到着しました。

(年縞博物館)

 

着いたのはお昼の時間だったので、博物館内にあるカフェでランチをしました。

福井梅カレーというものを注文しました。

梅カレーって、梅干しが具として入ってるってこと?どんな味なんだろう?と気になったのでこれに決めました。

食べてみたら、想像していた味とは違って、とても美味しかったです!

(福井梅カレー)

そしてお腹がいっぱいになったところで、年縞博物館の中に入りました。

7万年分の年縞43mを展示するために、建物は細長い平面形状になっています。

いろいろな資料を見ているうちに、なぜ?どうして?と疑問が出てくるのですが、それをすべて解決してくれる展示で、とても勉強になりました。

 

隣接する縄文博物館にも行きましたが、とても興味深い展示がたくさんありました。

外観からは想像できないような内観で、展示以外に建物の構成も面白かったです!

受付の方は、年縞博物館と縄文博物館をまわるには、1時間半あれば十分だとおっしゃっていたのですが、私たちは2時間以上楽しめました。

年縞博物館と縄文博物館で、大人も子供も楽しめるので、行ったことのない方はぜひ行ってみてください!

 

 

福井で遊ぶならあそこだ!と、思い込まずに調べてみたおかげで、素敵な場所をまた一つ知ることが出来ました。

遊ぶ場所だけでなく、様々な場面で思い込みは沢山あると思います。

私は実施設計を担当するものとして、知識を身につけているところです。

新しい事を覚えられる機会を与えられた今だからこそ、思い込みを捨てて、なぜ?どうして?と自分で考えるようにして成長していきたいと思います!