雑草対策

最終更新日:2019.11.30

こんにちは。企画開発部の野村です。

アジサイが綺麗なこの季節。暑い夏を前にもうしばらく涼しさを感じつつ季節の移り変わりを愉しんで参りましょう。

私事ですがこの春より、自邸の庭づくりを行っております。

凝り性の私は、自分で手をかけたいという思いが強く、大きな工事は業者様にお手伝いいただくも、その他はDIYの比率が多く、休日にコツコツ作業進め、進行はゆっくりですが少しずつ形になって参りました。

その中で実験?みたいな取り組みをいくつか行っておりますが、その内の1つをご紹介させていただきます。

 

「雑草対策」

今までお手伝いさせていただいたお客様からよく相談いただく内容の一つに「雑草問題」があります。敷地をある程度緑化すると雑草はつきものです。しかし、以前、()かたくり工房の阿部容子先生のセミナーに参加した際に「低木・下草を植樹するエリアに防草シートを敷き、そのシートに切れ目を入れて植樹する」という方法を勉強させていただきました。

しかしながら、ヒメイワダレソウ(クラピア)という繁殖して広がる下草には有効な方法と認識しておりましたが、その他の植物は根の張り方やその後の施肥、シートの材質を含め実用化には踏み切れない心配が多数ありました。

そんな矢先、先日たまたま訪れた「スターバックスリザーブロースタリー東京」で防草シートに切れ目を入れて施工された実例を見る機会がありました。

当社でよく提案を行わせていただいている種類の低木・下草がまさにその工法で植えられておりました。そこで実用化に向けて自邸で実験してみようと考えた次第です。

 

実験当日、長女と長男も参加して植樹です。

防草シートははさみやカッターで切れ目を入れてカットできました。ただし、その切れ目に植樹する作業はカットしたシートが巻き込むため若干大変といった感じです。

約3時間で植樹が完成しました。

1週間ほどこのまま水やり管理を行いましたが、黒いシートは熱を蓄えるためか、生育が思わしくありません。

そこでマルチングを行うこととしました。当社ではキンキマルチという繊維状のマルチングを施工しているのですが、防草シートの上に敷きこむと、直接土にマルチングを行うより活着が悪く微風で飛散してしまう状況でしたので、粒上のマルチングを用意し施しました。

1ヵ月を経た状態です。低木は順調に成長しています。下草はツル性のものを植えたため、増殖していますが、新しい根の張りどころを探している感じです。

こんな感じで実験は続きます・・・今後秋くらいまで追肥を含め実験を進め、改良改善を含めて実用化していきたいと考えております。