万葉集が教えてくれたこと
最終更新日:2019.11.30
こんにちは。富山第2支店設計課の川幡です。
4月も終わりに近づき、いよいよ新天皇の即位、そして新しい年号が始まろうとしていますね。
新年号として令和が定められ、万葉集の一節から出典されたことも話題になりました。
同時に、万葉集の注目度が上がり、関連書籍の売れ行きが好調だそうです。
私も気になって、こんな本を買ってしまいました。
万葉集は、全20巻、約4500首からなる日本最古の和歌集です。
その中から約140首を厳選し、意味や時代背景などが解説してありました。
表紙にビギナーズとあるとおり、万葉集の入門書といった感じです。
古典はなんだか敷居が高そう・・・と思って今まで敬遠しがちでしたが、
いざ読んでみると、思っていたよりもすんなり読み進めることができました。
それはなぜだろうと考えてみると、歌に詠まれている内容には、
自然の美しさや雄大さに感動することや、
ふと見えた景色に故郷や過去を思い出して懐かしむことや、
人との出会いを喜んだり別れを悲しんだりすることなど、
現代で私たちも感じることがあるものも多いようでした。
だからこそ、どこか共感できる部分があったのではないかと感じます。
そう考えると、時代は変わっても人の心を動かすものはなかなか変わらないのだなと思いました。
アルスホームの企業理念に、美しい家を創ろう、とあります。
私も、世代が変わっても美しいと感じられる、そんな家づくりのために精進したいと思います。