ガトーショコラ
企画開発部の亥上です。
2月14日はバレンタインデーでしたが、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか。
私はというと家族とガトーショコラづくりに挑戦していました。
というのも先日開催されました、アルス倶楽部イベント『ガトーショコラ スイーツ教室』の写真を拝見していた時のことです。参加頂いた皆様のイキイキとした表情や家族で協力している姿から楽しそうな雰囲気が伝わり、なんだか温かい気持ちになりました。
そんな写真を眺めていると徐々に感化されるものがあり、「私も家族とこんな時間を過ごしたいな~」と思い立った次第です。
ガトーショコラをつくり始めると娘が興味津々な様子で近寄ってきて、必死に材料をかき混ぜる私を横目になにやらカンカンと音を鳴らし遊び始めました。どうやら普段見慣れない泡だて器やボウルは娘にはキラキラ光るおもちゃに見えたようです。
そんな娘の笑顔についつい気をとられ、チョコレートを湯煎しているボウルを傾けてしまいお湯が混入してしまったのはいい思い出です。妻にも「お菓子づくりあるあるだね」と笑われてしまいました。
なんとか型に流し込み、あとはオーブンで焼くだけです。
焼き上がりを待つ時間はわくわくして落ち着きませんでした。なんだか懐かしい感覚だなと思っていると同時に子供の頃の記憶が甦ってきました。
当時の私も焼きあがるのを姉と弟の3人でじ~っと待っていました。1分1秒がとても長く感じたことは現在と変わらないものですね。狭いキッチンで調理器具を取り合いながら協力してケーキをつくっていた情景が次々に浮かび、楽しい思い出があったことを再認識することができました。
そうこうしているとケーキが焼きあがり、イチゴを飾りつけ完成です。娘も少しだけお手伝いをしてくれました。
数ヶ月前までハイハイをしていた娘が両足で立ち、ケーキの飾りつけをしている姿に頼もしさを感じ、とても幸せな気持ちになりました。もしかしたら、両親も私たち姉弟がワイワイしている姿をそんな気持ちで眺めていたに違いありません。
ケーキは人を幸せにしてくれます。
そんなほんわかした気分になれるような家族が育つ家をきっといつか建てたいと思える1日でした。