家族の時間

最終更新日:2019.11.30

こんにちは。

本社営業部の山崎です。

今年の冬は暖冬で非常に過ごしやすいですね。

昨年の大雪が嘘のようです。

しかし、インフルエンザは例年よりも流行っています。

体調管理に気を付けてお過ごしください。

 

さて、本日は私が社会人になってから始めていることを話したいと思います。

私は社会人になってから、我が家のケーキ大臣を務めています。

ケーキ大臣とは、家族の誕生日やお祝い事の時にケーキを買ってくる役目のことです。

・・・それだけ?と思った方も多いでしょう。

本当にそれだけの役目です。

それだけなのですが、我が家にとっては特別な意味があると思っています。

 

我が家では、私が幼い時から誕生日やお祝い事の日に

家族みんなでお祝いする文化があまりありません。

祝われる側が、ここに行きたい!ケーキ食べたい!などを言わない限り、

いつもと何も変わりのない日になります。

そのため、私や妹は自己主張して祝ってもらうことがあっても、

両親や一緒に住んでいる祖父母の誕生日は何もせず

「おめでとう」と声をかける程度で終わるのが当たり前でした。

我が家ではそれが当たり前だったのですが、

社会人になり様々なお客様と触れ合う中で自分自身の家族のことを考えることが

圧倒的に増え、家族の時間を大切にしたいと思うようになりました。

 

アルスには50年カレンダーというものがあります。

家族構成や生活スタイルの変化も視野に入れた家づくりをすることで、

家族の未来を見据えた長期的な視点での設計をしています。

 

我が家にもこの50年カレンダーを当てはめて考えてみると、

子供が巣立つ時期に入っていることが分かり

今の家族で過ごす時間があと僅かだということを知りました。

私は生まれてから今まで、一度も家を離れることなくずっと実家で過ごしています。

大学生の妹も同様です。

そのため今の暮らしが当たり前すぎて

近い将来に当たり前ではなくなることが考えられませんでした。

今の暮らしが当たり前ではないと知ったときに

かけがえのない家族との時間をもっと大切にしたいと思い

始めたことがケーキ大臣です。

 

昨日、ちょうど母の誕生日でした。

役目通りケーキを買って帰りました。

ケーキがあると、それだけで家族が集まってきます。

そして家族みんなで歌を歌い、「おめでとう」とお祝いし、おいしいね!

と言いながらケーキを食べました。

それだけなのですが、その時間が「あったかいなぁ」と感じました。

あと何年家族みんなでお祝いできるか分かりませんが

今しか過ごせない家族の時間を大切にしていきたいです。

 

誰にでも大切にしたい時間があるはずです。

お客様にとってかけがえのない大切な時間を有意義に過ごせるように

住まいづくりのアドバイザーとしてお手伝いしていきたいです。