好みの灯り

最終更新日:2019.11.30

暖冬といわれる中やっと冬らしく・・と思いきや、あまりにも多い積雪に圧倒される日となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

金沢支店コーディネーターの百海です。

コーディネーターでは、灯りの提案をすることも大事な仕事のひとつです。今回は灯りについてお話ししたいと思います。

私の自宅では、よくある「シーリング」と言われる丸型蛍光管が2本入った照明器具を主に使用しているのですが、そのうちの1本が切れてしばらく1本のみで使用していました。年末の大掃除の際にようやく新しいものに交換し、久しぶりにフル点灯してみるととてもまぶしく感じられました。どうやら少し暗めの状態で目が慣れてしまっていたようです。

お客様と打合せをするときにいつも明るさの感じ方には個人差があり、明るめを好まれる方、暗めを好まれる方、また、赤みのある色を好まれる方、青白い色を好まれる方など多種多様だという話をします。

私はもともと明るめが好みかと思っていたのですが、この経験から意外と暗めでも慣れていくものなのだと感じました。とはいえ、欲を言えばシーンに合わせて使い分けできるのが1番だと思っています。自宅でも蛍光灯シーリングのほかにダウンライトもあり、すべて点灯することもあればダウンライトのみ、また、スタンドのみで過ごすこともあります。

昨今の照明器具の主流はLEDに変わってきています。LEDですと、さまざまな機能が加わったものもたくさんあります。調光器で明るさの調節から色の調節が自由にできるもの、また、簡易的にスイッチひとつで色や明るさの調節ができるもの、最近はスマホからの操作ができるもの等々があり、各々の好みに合わせた計画がしやすくなってきています。

提案の際には、個々の好みと暮らしのシーンに合せた使い方ができるようにしつつ、いかにして照明器具を溶け込ませ魅力溢れる空間に作り上げるかを重要視しています。個々のお客様のちょうどいいところとなるようにと考えるのですがなかなか難しいところもあります。

暮らしのシーンごとにいくつかの照明器具を使い分けてみたり、スタンドをプラスしてみたりすると、今まで自分では気付かなかった意外と心地のよい灯りを発見することができるかもしれません。

アルスホームの展示場で、自分の好みの灯りを探してみるのもいいかもしれませんね。