こんにちは。福井支店営業課の大野です。

新緑がまぶしい季節になりました。私は本当に5月が好きで、一年中5月がいいなと思います。年明け5月から始まって、年末も5月で終わりたいくらいです。もちろん日本には四季があり、四季折々の季節があるからこそ、様々な文化や食文化が育ってきたのは事実です。今は緊急事態宣言が解除されましたが、早く外へ出て様々な文化に触れたいですね。

展示場もようやくオープンしましたが、消毒などを徹底したうえでご案内をしております。先日も福井市東森田のモデルハウスで、お客様に一日ゆっくりと過ごして頂きました。こちらのモデルハウスは、ゆるやかにつながる包まれた中庭のある家となっております。コロナウイルスで在宅時間が長くなったこの時期に、改めて自宅での過ごし方を考えさせられた方が多いと思います。モデルハウスの中庭にはハンモックを設置して、ご家族の何気ない日々の暮らしを大切に過ごして頂けるようにと想いを込めました。「お庭って必要ですね」と、お子様もとても喜んでいただき素敵な写真を頂きました。

先日の日本経済新聞のNIKKEIプラス1で「おうちキャンプ」の特集がありました。自宅にいながらアウトドア気分を味わえる「おうちキャンプ」。だれでも手軽に非日常を愉しめる小技を専門家に選んでもらっています。

□部屋に小型テント　□ランタンやキャンドルの明かりだけで過ごす□燻製をつくる□自作キッドで木の工作　□アウトドアチェアを置く　□ホットサンドメーカーで朝食　□自然音のBGMを流すなどでした。アルスホームでも「内と外が一体化した拡がりのある空間提案」をしておりますが、私自身、部屋や中庭での過ごし方というものを、今回のコロナウイルスで在宅時間が長くなるまでは、より具体的にイメージ出来ていなかったのだなと考えさせられました。また、在宅勤務やテレワークが必要になってきて、今までは出来れば欲しいなという書斎やライブラリーなどが、これからの時代では必須になってくるのではないか、ということも考えさせられました。

家で過ごす時間が多くなったことで、どのように家族と過ごすかだったり、どのように在宅ワークをするか、家とはどうあるべきなのかということを深く考えることになり、家族との居住空間やお庭、書斎や浴室など、家での時間、家族との時間を大切にかつ上質に過ごすという考え方が、住まいをつくるうえで今まで以上に大切な価値観となったと感じます。

まだまだ大変な時期が続きますが、こういう時にこそ一生懸命に仕事することによって自分が成長できるし、大事なのはその過程でどれだけの勉強をするかだと思います。平穏な日々が戻り、同僚たちとおいしい食事を愉しめる日を待ちわびながら、よりよいご提案ができるように日々邁進します。