オンラインで…
こんにちは、設計部門長の林です。
新緑も眩しいこの頃、外出自粛もゆっくりと解けてきたと思ったら、もう梅雨が目の前です。
今世の中では「新しい生活様式」という言葉がよく聞かれます。
テレワークや外出自粛、人とは距離をおいて、また大勢集まるイベントも無くなって、家で過ごす時間が増えたので、過ごし方をいろいろと考えてみましょう。という事でしょうか。
やってみると新たな発見があったり、終息したと言っても危険なウイルスがいなくなるわけでもないので、いくつかの習慣は定着するのではないかと言われています。
そうしたご時世ですが、私たちの仕事は止めるわけにはいきません。人生設計として住まいづくりを計画されているお客様もいらっしゃいますし、すでにご契約いただいたお客様の設計は納期が決まっていますので外出自粛の中でも打合せを止めるわけにはいきません。
そんな訳でこの2か月間でオンラインによる商談や設計打合せの経験値が、私たちにおいても随分増えました。
世の中全体のニーズからサイトのサービスも充実してきて、ご自宅に居られるお客様と図面や資料をリアルタイムで共有しながら打合せを進めることが可能です。
長年対面での打合せが定着しているので、当初は顔も合わせないでどこまでしっかりと打合せが出来るものかと疑問に思っていましたが、いくつかの課題を整えてやってみると案外ほとんどの打合せは問題なく出来て、また難しいポイントも見えてきました。
オンラインでの合意形成で困難なのは、仕上げ材の色など現物サンプルでの確認と、大きさや広さなどスケール感の共有です。
この点についてはモデルハウスなどを活用してソーシャルディスタンスを取りながら、実際の空間を体感していただくことでより確かな合意形成が可能になります。
コロナ禍が収まってもご自宅に居ながら住まいづくりの計画が進められることは、お客様にとっても都合がいいと思われます。
設計打合せのステージに応じて、オンラインとショールーム・モデルハウスでの体感・体験を使い分けながら、より納得性が高くスピーディーな設計打合せの有り方を開発したいと考えているこの頃です。