書を持って、日々を暮らす
はじめまして。
今年度入社いたしました、富山第二支店営業課の宮内です。
入社して4ヶ月が経ちました。
いろいろな研修に目を回しながらも必死に覚えようとノートやパソコンとにらめっこする日々が続いています。
今年はコロナの影響もあって、新入生や新社会人以外の方も例年とは違う生活になったのではないでしょうか。
私は家でのんびり過ごすほうが好きなので、あんまり外出自粛の影響を受けなかったのですが、社会人生活にはなかなか慣れることができず、最近になってようやく趣味の読書などを再開しました。
いままで小説や漫画などを読むことが多かったのですが、まだ長いお話を読む元気がなく積み本になっていた詩集・歌集を読み始めました。
作者独自の世界観が広がっていて、首をかしげることも少なくないのですが並んだ言葉にくすっと笑いがこぼれたり、気持ちいい音の並びに引き込まれたりして、楽しんでいます。
意味が分からないのに楽しいのか、と聞かれることもありますが個人として楽しむ分には正しさを追い求める必要はないのではないかなと思っています。
作者の込めた思いもいつかわかるようにはなりたいけれど、まずはそれを見て自分はどう思うのかを大切にしていきたいのです。
なぜそう思ったのか、その背景を考えることで普段見えない自分の考え方に出会えるのではないかと思うと、私はちっとも退屈ではありません。
小説とかを読まない人が身近にいますが、彼女は彼女なりに漫画やドラマを見ていろいろな世界を楽しんでいますし、本や日常をどう楽しむかは人それぞれでいいのだと思います。
そして、仕事をするうえでもそのことを忘れずに大切にしていきたいと思います。
お客様が大切にしていること、社員が大切にしていることはきっと私が大切にしているもの以外にもあると思うので、誰かの大切をおざなりにしないように、まずは目の前の人としっかり向き合うことから始めていきたいです。
身に着けていくべきことはまだまだたくさんありますが、軸にしたものを忘れずに日々精進して参りたいと思います。