チーム設計
こんにちは。富山第1支店設計課の宮脇です。
夏の暑さもようやく過ぎ去り、秋の気配が感じられるようになってきました。いかがお過ごしでしょうか。
アルスホームでは、チームで設計を行っております。一般的な住宅会社では、一つの案件に対して、設計担当がひとりでプランを発案することが多いと聞きますが、アルスホームでは、複数の設計士で発案していきます。お客様との窓口となる設計担当はひとりですが、社内での発案は、設計室に属する3人程度の設計士が、デザインレビューという話し合いで行います。ひとりでずっと考えると、ひとつの考えで凝り固まってしまい、新たな発想が出にくい状況に陥ることがよくあります。それを個人で打破するのは、時間も労力もかかります。複数でデザインレビューを行うと、違った視点から様々な意見が出てきます。ひとりでは気付かなかった、まったく逆の発想であったり、それをさらに発展させた意見だったり、議論を交わすことで凝り固まっていた状況を、比較的短時間で打破することができます。
住宅設計という仕事は、暮らしをデザインするわけですから、暮らしの経験値が高いほど様々な提案ができます。簡単にいうと、様々な生活スタイルを知る必要があります。お客様は年齢も職業も様々ですし、すべての人の生活スタイルを知ることは無理があります。そこで複数の設計士の暮らしの経験値を結集して様々な生活スタイルを理解しようと努めているのです。
そして、ある程度考えがまとまってくると、社内では、「スラック」というツールを使い、全社の設計士、経営陣も含めて、ネット上でチャットをするように、デザインレビューを実施しています。年齢も立場も違う社員が、自由に発言できる場です。若い人から年配の人まで様々な意見が飛び交います。ここでの意見もふまえて、お客様へ提案することになります。
このような経緯を経て発案したプランが、アルスホームとしての提案、アウトプットとなるのです。自信をもってご提案いたします。
今後も、自らの暮らしの経験値を高めつつ、デザインレビューでみんなの知恵を結集し、お客様にとって最高の提案をしていきたいと思います。