雇用延長と今年の課題

最終更新日:2020.11.02

こんにちは

富山第1支店工事課の小柴です。

去年まで在籍したお客さまセンターより移籍し、今年度より新築及び増改築を担当することになりました。同じ工事課内ですが新築には久しぶりに携わる事になり、以前と進化している業務に感心させられることも多くあり新たな気持ちで挑んでいます。また、雇用延長となってから2年目を迎え、年々衰えていく体力と奮闘している次第です。

 さて、今年度の自身の課題として増改築工事手順書を作成することになりました。本来であれば増改築の経験が長い自分が早くに作成していなければなったのですが、なかなか手を付けられないでいたところ今年の課題として取り組ませていただけることになり、後押ししてくださった上司には感謝している次第です、

 増改築はお客様の財産である建物を一部もしくは大規模に解体し、より安全で快適な建物に仕上げていくのですが、既存建物の劣化具合・構造・下地などが11件違う為、調査に手間がかかると同時に経験が必要となってきます。その為、良い手引書が無いかと探したのですが納得するものがありませんでした。そこで、自分自身が今まで経験してきたことを書きつづろうと始めたのですが、手本となる書籍が無い為頭の中にある記憶だけが頼りで最初はどうまとめようか迷いがありました、しかし少しずつ進めるうちにいろいろなことが思い出され、7割程進んだところですでに30ページを超えることなりました。しかし完成してもただ読むだけでは経験の浅い人には理解が難しいため、実際の現場での研修も不可欠で、手順書が完成しても本当の課題達成はもう少し時間がかかりそうです。

他の仕事も似たところがあると思いますが、増改築は知識経験が2割、観察力・気づき・応用力そしてセンスが8割だと思っています。ですから手順書は単なる知識本ではなく気づきをもたらすものになるようにと同時に長く使っていただけるようにと、文才のない頭から言葉をひねり出し奮闘しているところです。