第三の眼
本社 企画開発部(IT担当)の長崎です。
(以前は経営管理部に所属しておりましたが、異動しました)
最近の技術改革は目まぐるしいものがあります。
サービス同士の連携や、AIの搭載、インターネットの普及
新しいデバイスが続々と誕生してきており
今回は、そのデバイスを使った住宅造り、IoT住宅について着目していきたいと思います。
そもそも「IoT」って何?
IoTとは、『Internet of Things』の略語です。
身の回りにある『モノ(=Things)』がインターネットに接続したり、
『モノ同士』が相互に通信することにより、
自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うIT技術のことを指しています。
さて、今回はちょっと近未来な住宅を覗いてみましょう。
全体というよりかは部分に絞ってピックアップしました。
(イメージしやすいように動画で掲載しており、「▶」をクリックで再生されます)
★既存の住宅設備をIoT化すると、こういう風に便利になりますというご紹介です。
■入口⇒スマートドアベル
・外出時でもインターホンを押した人と会話できる
・自動センサー機能で人が通ったら録画してくれる
■玄関⇒スマートロック
・自宅に近づくとスマホのGPSで現在地を測定し、自動でロック解除
・アプリで共有すれば他の人も解錠が可能
・誰がいつ操作したか履歴が残りスマホに通知が来るので、子どもの帰宅が判別可能
■冷蔵庫⇒スマート冷蔵庫
・ノックで庫内が透けて見える、スマホとも連携しスーパーなどで庫内が見える(買い忘れに役立つ)
・足元のセンサーで両手が塞がっていても開けれる
将来的には
・食材の賞味期限切れを通知
・規定数量以下になると自動発注(支払いは電子マネー等で決済)
などの、管理しやすい仕組みが搭載されることでしょう。
■キッチン⇒スマート蛇口
・蛇口にカップをかざし、水の温度や量を喋ることでその通りに出してくれる
・音声コントロール可能
■庭⇒スマートセンサー&バルブ
・土壌の状態をセンサーでチェックし、湿土が低くなると自動で水が出る
・スマホから遠隔操作し、水を出すことが可能
これらの製品は既に世に出ており、便利な仕組みが加速度的に実現しております。
私がIoT住宅を手掛けると、このような暮らしになるでしょう。
謂わば、IoTコーディネーターというポジションかもしれません。
以下の図はマーケティングでは有名なイノベーター理論というもので
横軸は市場の成長に伴う時間的経過、
縦軸はその製品やサービスを採用するユーザーの数を表しています。
IoT市場はまだまだアーリーアダプター(アンテナ感度が高い人)の段階です。
この先、何が普及して何が残るのか、5年後・10年後の未来が楽しみでなりません。