思い立ったらすぐ行動
こんにちは。
福井支店 設計課の辻野です。
毎日厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、最近発見した新しい趣味と小さな挫折についてお話ししたいと思います。
お正月休みの間に、今年の目標をいくつか書き出してみました。
その中の1つに、”思い立ったらすぐ行動!”があります。
行動する前にいろいろと考えてしまうと、結局やらずじまいになってしまう自分を変える為です。
そしてさっそく思い立ったこと、それは”茶道のお稽古を受ける”ということです。
実は私が小学生の頃、茶道のお稽古を受けていました。1年程前から、その時のことを思い出してまたやりたいなと思っていたのですが、敷居が高く感じてなかなか実行に移せていませんでした。さらに新型コロナウイルスの流行もありお稽古に通うことは自粛しようという考えに至っていました。
ただ今年の目標の1つを新年早々実行せずに終わらせるわけにはいかないと思い、何か方法はないか探した結果、”テーブル茶道”というものがあることを発見しました。その名の通り、テーブル席で茶道をするのだそうです。
これなら自宅のダイニングでも気軽に出来そうだと思いやってみることにしました。
必要最低限の道具を用意するところから始めました。
あとは見様見真似、インターネットで調べた情報と小学生の頃の記憶を元にお茶を点ててみました。
(表千家流のお稽古を受けていたので、泡を少なめにしてみました。泡のない部分が三日月の形になるのが理想なのですが、なかなか思い通りにはならなかったです。)
お茶は美味しく頂くことが出来ました。
また、茶道には厳かなイメージがあるからでしょうか、自分と向き合うような、瞑想をしているかのような時間が過ごせました。
しかし実際にやってみて思ったこと、それはやはり茶道はお稽古なしでは難しいという事です。
茶道はただ美味しいお茶を頂くのではなく人をおもてなしするものだと習った記憶が残っていること、立ち居振る舞いの一つ一つに美しさが込められていること、そのおもてなしの心や美しさを体現するには日々のお稽古や意識が大切だという事を感じたからです。
この、日々の意識が大切だ、ということは仕事にも通ずるのではないかと思います。
私は実施設計として図面を作成しています。実際に作図しているからこそ気付ける事、実施設計以外では気付く事が難しいことがあると思っています。
これは日々、お客様にとってよりよい家づくりにするためにはどうしたらよいか考える事、ただ作業としての作図ではなく、よいものを提供したいという意識の中で増えていくものだと思います。
今ある知識とこれから身につけるべきたくさんの知識、それらを最大限に活かす意識と行動を忘れずに、今年1年も業務に励んで参ります。
(テーブル茶道については、家でも美味しいお抹茶が飲めることと、気軽に出来ることがとても気に入ったので、”茶道”にはなっていないかもしれないのですが続けていきたいと思います。コロナの流行が落ち着いたらお稽古を受けたい!という気持ちが一層強くなりました!)