想定外の出来事
明けましておめでとうございます。富山第1支店工事課の山崎です。
今年は明るく希望にあふれた年にしたいなと思っていた矢先、コロナウィルス感染者増加による11都府県で出された緊急事態宣言、そして先日からの大雪。
私自身もその影響をもろに受け、道路で立ち往生。車が全く進まず、結局車中で一夜を過ごすという経験をしました。
皆様の中にも先日からの大雪で大変な思いをされた方も多かったのではないでしょうか?
この出来事を通して、リスク管理に対する考え方を再度痛感させられました。それは普段、私が現場管理をする上で大切にしている考え方でもあります。
どのような考え方かというと、【「想定外」を想定する】という考え方です。現場では常に「想定外」の事や「想像以上」の事が起こります。
この大雪についても事前に予想はしていたもののここまでの大雪や、この大雪に対してここまでの交通障害が起こる事は想像出来ていませんでした。
(大雪後の現場前の写真です・・・
屋根上と敷地内に1m以上の雪が降り積もり、業者さんと社員、除雪車や重機を使用し10人以上で1日かけて除雪しました)
問題が起こって初めて自分の想像力の無さや視野の狭さを感じます。自分の無力さに情けなくなる瞬間もあります。
そんな中でも大切にしている事があります。
それは「上手く行く事をイメージし、自分の出来る事前準備や行動を1つ1つ積み重ねていく事」です。
1つ1つの行動や準備は地味で取るに足らない行動ばかりですが、その小さな1つの行動のおかげで救われたという事を何度も経験し、自分の中で核になっている考え方、取り組み方です。
実際に立ち往生に巻き込まれた際もガソリンを満タンにしており、非常食の確保、近くのコンビニで駐車出来ていた為、慌てる事無く、乗り切る事が出来ました。
私は今、BBT1の富山展示場の担当者として現場を管理しています。今までに経験したことのない納まりや問題、検討事項も多く、「想定外」の事も多く発生します。そんな時こそ美しい展示場に仕上がり、展示場に訪れるお客様が喜んで頂いたり、感動している姿をイメージし、自分の出来る事前準備や行動を1つ1つ積み重ねていきたいです。