木塀メンテナンス
最終更新日:2021.05.17
こんにちは。富山第一支店 設計課の石崎です。
小学校では運動会の季節になり、今年は対策を行ない工夫して開催されるところが多いようです。
先日の土曜日も天気が良く、そろそろ熱中症にも注意が必要ですね。
まだまだ思う様に外出が出来ない為、GWは晴れ間をみて自宅の木塀のメンテナンスを行いました。
今回は、木塀のメンテナンスについてご紹介致します。
自宅を建てて5年目になります。以前にも塗装を行ったのですが、汚れや・経年変化が気になり再度塗装をすることにしました。
準備するもの
・高圧洗浄機
・塗料(今回はリボス/カルデットのクリアを使用しました)
・刷毛
・ローラー
・塗料を入れる容器
・ウエス(いらなくなった布等)
・汚れていい敷物等(塗料が垂れるので、塀の足元に敷きます)
・ブラシ(高圧洗浄で洗浄すると、木が毛羽立ったので塗装をする前に毛羽立ちを取るのに使用)
工程
1. 高圧洗浄機を使用し、塀の汚れを落とします。
(我家は、風が強く砂ぼこり等付着していたため高圧洗浄機を使用して汚れを落としましたが、気にならなければ1.2の工程を省いてください)
洗浄前
2. 塀が乾いたら、木の毛羽立ちをブラシで落とします。(事前に洗浄しておくと、効率が良いと思います)
3. 塗装をする箇所の下に汚れていい敷物等を敷き、刷毛・ローラーを使用し上部から順に塗装を行ないます。
(刷毛を使用する際は左右にゴシゴシと塗ると刷毛がダメになりやすいので、一方向に塗ると良いです)
(柱等にはみ出た塗料はウエス(布)で拭取ります)
4. 塗装が乾いたら、もう1回塗装を行います。(2回塗)
(1回目は木が吸収してしまう為、2回塗ると塗膜が出来やすくなり長持ちします)
2回塗り終了
工程数は少ないですが、所要時間は洗浄を含み3.5時間程掛かりました。
我家の設計コンセプトの一つに、「日常的に家族でアウトドアライフを愉しむことができ、子供の思い出として残る住まい」と設定しました。
庭は前面道路に面している為、庭を日常的に使う為には目隠しが必要となり、我が家は樹木等自然に馴染みやすい木塀を選定しました。
メンテナンスは必要になりますが、自然素材な為、家の中から見ると樹木の背景として馴染んで見えます。
また、メンテナンスを機に家族で共同作業を行う機会が増えたり(子供はすぐに飽き、虫を捕まえたりして遊んでました...)、庭に出るきっかけにもなります。木塀が綺麗になると、今度は樹木が気になり、後日樹木の選定も行いました。
メンテナンスを行った後は、自己満足ですがより気持ちよく庭を眺めています。
便利な世の中でメンテナンスの手間がかからない素材もあります。しかし、木塀に限らず、たまには質感・使い心地等を優先し、あえて手間をかけてみるのも如何でしょうか?
手間をかけることにより、愛着や思いでに繋がり、より家時間を愉しんでいただけると幸いです。