続・暮らしを楽しむ
設計課、井上です。
10月になり過ごしやすい季節になりました。
夕方外に出ると、虫の声が日に日に大きくなり、秋の深まりを感じます。
さて、今回のブログは前回に引き続き、我が家のお家時間を楽しみ方を紹介したいと思います。
前回のブログでは、我が家の庭に作った五右衛門風呂をご紹介させていただきました。
今回はその五右衛門風呂の横に作ったサウナとサウナ生活をお伝えしたいと思います。
サウナを作ったといっても「テントサウナ」のため、持ち運びができて好きな時に好きな場所に設置できます。
私たちが元々、テントサウナを知ったのは、薪ストーブのお店のイベントで展示してあった事から始まります。
テントの中では、小さな薪ストーブの上にたくさんのサウナストーンが積まれて、その熱々のストーンに柄杓でアロマ水が入った水をかけます。
すると、たちまち「ジュワー!!!」っとテント内は蒸され、テント内の室温は普通のサウナよりもずっと低いのですが、充満した水蒸気であっという間に汗が止まらなくなります。
そして、暑さに耐えかねてテントの外に飛び出すと、外気が何とも言えず涼しく感じます。
このようなサウナストーンに水をかけて発汗するサウナ入浴方法をロウリュと言うそうです。
最近の温浴施設でもこのロウリュサービスを行っているところもあるようです。
また、ロウリュの熱波を係員(通称”熱波師”)がタオル等で扇いで客に熱波を体感してもらうそうです。
今年の中秋の名月。
外から聞こえるのは秋の虫たちの声、そして目の前には稲刈りが終わった水田と満月。
普段、汗をかく仕事ではないのでサウナの蒸気で汗と老廃物が一気に排出されスッキリとします。
そのあとのウッドデッキにあがって月を眺める至福の時間。
日々、追われることが多い時間の流れから、ほんの一瞬だけ解放されるような気持になります。
この時間こそが自分たちらしい暮らしの楽しみになっているなと感じています。
五右衛門風呂からの立山連峰。
我が家の楽しみ方は、ほんの一例ですが、このような感じた事や経験を大切にして、お客様の家づくりのお手伝いをさせていただきたいと思っております。