人生100年時代

最終更新日:2021.11.26

こんにちは。富山第2支店設計課の宮脇です。

秋も深まり、冬の訪れが感じられる季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

私事ではありますが、先日、私の祖父が満100歳を迎え、親族で集って簡単なお祝い会をしました。1921年(大正10年)生まれということになります。100歳の記念に国、県、市から、それぞれ賞状や記念品をいただきました。祖父は多少視力や聴力に衰えは有るものの、頭も足腰もしっかりとしており、自宅で過ごしています。

人生100年時代とはいいますが、身近に居るとリアルに感じられます。祖父は二十歳のころ戦争で中国大陸に出征しました。私は、小さいころからその時の思い出をよく聞かされました。今とはくらべものにならないような大変な体験をしてきたようです。100年という長い時間で価値観も大きく変わったことでしょう。今正しいと思っていることが、将来はまったく逆になるかもしれません。

祖父のそれとは、比べることもできないかもしれませんが、私が社会人になってからも価値観は大きく変わってきたように感じます。働き方や働く時間、上司と部下との関係など、私が新人の頃とは大きく変わっています。その変化を受けとめつつ、柔軟に向き合っていきたいと思いました。100年の変化に比べると、私のそれはとても小さなことのように感じられます。

まだ祖父の半分も生きていません。人生の大先輩の祖父から勇気をもらった一日となりました。