大掃除
金沢支店営業課の鯉野です。
12月も半分が終わり今年も残すところあとわずかとなりました。
師(お坊さん)も走るほどに忙しい、とはよく言ったものでなんだか数日前に12月になったばかりのように感じています。
さて、アルスホームでは本日年末の大掃除を行いました。
机の中から、棚の中、大きな窓、そのブラインド、玄関タイルの目地まで、中々掃除の行き届かない場所は念入りに、5Sに基づきチェックを行います。
ところで皆さんは「5S」という言葉をご存知でしょうか?
お仕事柄なじみの深い方もいらっしゃるかとは思いますが、職場環境を整えるための5つの要素である「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」を指します。
(恥ずかしながら、私は弊社に入社して初めて「5S」を知りました)
今回の大掃除の際に改めて考えてみると「整理と整頓の違いって何だったかな」「清掃と清潔ってどちらも同じ意味では」「しつけって何だろう」と疑問が湧いてきたので調べてみました。
整理:要るもの、要らないものを区別し、要らないものは捨てること
整頓:整理した後の要るものを使いやすいように置き場所を決め、表示すること
清掃:ゴミや汚れを取り除いてきれいにすること
清潔:「整理」「整頓」「清潔」を実行してきれいな状況を保つこと(3Sの維持)
しつけ:上記の4つが継続できるように組織のルール・規律を定め、定着させること
調べてみてわかったのですが、この5Sに出てくる言葉たちは職場管理等のために業界での独特な意味が含まれているため、国語辞典通りの意味にはならないそうです。
この5Sは掃除に限った話ではなく、作業や思考においても取り入れることができると思います。
つい、「いつもこうしているから」「こうすると決めたから」と手段に拘ってしまうこともあるのですが、その方法が本当に目的に適しているのかを大掃除のように定期的に見直してみると新しい発見があるかもしれません。
大掃除では「整理」「整頓」「清掃」までしか行わないので、今後の「清潔」「しつけ」も忘れずに行っていきたいです。