子供から学ぶこと

最終更新日:2022.04.11

こんにちは 設計課 実施設計の山田です。

今週末は、富山市は 28度になるなど 一気に気温が上がるなか、
桜は満開を迎え お花見を楽しんだ方も多いのではないでしょうか。

私もその1人です。

さらに、私事ですが、この春 子供が高校に進学し、
入学式を満開の桜のもと行うことが出来て、感動もひとしおでした。

さて、今回は その子供から学んだことについてお話ししようと思います。

高校受験。

これは、ほとんどの人が経験することだと思います。
私は、富山出身ではないので、富山県の高校受験の独特の雰囲気に最初驚きました。
そして、そこに向かう子供の覚悟というものに、また、驚かされました。

負けず嫌いの我が子は 中学校に入り 成績の順位が出るようになるとその順番をあげようと勉強を頑張る子に変わりました。(小学校では家で勉強する姿なんてみたこともなかったのですが…)

高校受験は、なおさらでした。

精神的に追い込まれて、ご飯が食べられなくなることもあり、親としては自分が無理なく入れる高校を選んでくれればそれでいいと思うのですが、本人がそれでは納得いかないのです。

その理由が、これだけ勉強して、その成果をちゃんと実感できる高校を目指したい。
という強い意志からでした。

自分の高校時代を思い返すと、私は 自分に甘かったので、楽する方しか考えず、ダメだった時に自分に言い訳ができるような状況をどこか残している自分だったと思い返しました。

自分の努力の限界。
努力したから結果が悪くても、その目標を目指す。
私は、そんな強い意志を持てる人間ではありませんでした。

結果 子供は自分の目標とする高校に受かることが出来ました。

子供を見ていて、自分が決めた目標に向かって、ひたすら努力する姿。
そして、それを叶えた時の満足感。

自分が逃げて過ごしてきた日々を恥ずかしく思うのと同時に、この先 子供に負けない人生にしていこうと考えさせられた一年だったなと、入学の姿を見て、思ったのでした。

親として子供を教育するばかりではなく、子供から教わることの多さを感じるのと同時に、仕事でも知識は 自分から若手に教えることが多くても、物事の考え方 とらえ方 心の持ちよう 若い人たちから教わることが 多々あると日々感じています。

歳をとっても、若い人たちから得ることを恥ずかしがらずに、良い歳の取り方をしていこうと思っています!