こんにちは。設計課伊藤です。

先日、敷地選びの相談が数件重なりましたので、設計者（個人的な意見です）としての土地の着眼点についてお話したいと思います。土地選びにおいてさまざまな条件があり、またお客様によってその条件の優先順位が異なりまので、あくまで、設計視点という事でご容赦頂きたいと思います。

敷地確認の際には大きく分けて2つの事について確認します。ポジティブな部分とネガティブな部分です。

ポジティブな部分とは、周辺環境、日当たり、近隣状況、道路状況等の一般的な部分です。大半の方は、土地を選ぶ際のポイントはこのポジティブな部分がたくさんある敷地を選ばれているのではないかと思います。　ネガティブな部分とは、ポジティブな部分の裏返しとなりますが、このネガティブな部分は設計手段で多くの事を解決できます。もしくは、逆手にとってポジティブな事に変える事も可能です。

設計で解決できないこと、解決できることはそこに住まいされる方の暮らし方の希望によっても変わります。また、暮らし方の希望によってネガティブな部分、ポジティブな部分のどちらになるのかも変化します。

土地選定のアドバイスをさせて頂くときは、どのような暮らしをされているかを確認させて頂きます。その上での見解をお話しさせて頂いています。

自分たちの暮らしにはどれくらいの敷地の広さが必要なのか？希望している間取はどれくらいの建物規模になるのか？わからない事、不安な事、が多いと思います。

土地選定に悩んでいる方は、是非お気軽にご相談ください。