旅に行く

最終更新日:2022.10.07

こんにちは、富山本社 実施設計の源川です。

ここ最近気温が20度を下回る日々が続き、いよいよ夏の終わりを肌で感じるようになりました。
1日の寒暖差も激しいため、皆様も体調にお気をつけて過ごしましょう。

 

本日は私の趣味の一つである、旅行についてお話ししようと思います。

去年入社したころはまだコロナウイルスが猛威を振るっており、遠出をする機会がまったくありませんでした。しかし、学生時代から旅行したいという思いは大きく、その頃から日本各地(ほとんどが近県ですが…)に行くことがありました。

昔はただ「有名なところに行きたい」「楽しめるところに行きたい」という思いからだれもが聞いたことがある場所にしか行っていませんでした。
アルスホームに入社して1年半経った現在、過去の旅行の写真を見返したところ、私自身の見方が変わったことに気が付きました。
今では観光地だけでなくその土地にある建物の形や構造にも目が行くようになりました。
建てる地域によってまったく違った様式をみせる建築物は、旅行に行く楽しみをさらに大きくさせてくれました。

一つ例を挙げますと、岐阜県にある白川郷に行った時の写真です。

最初は世界遺産ということでただ観光に行っていました。天気のいい真夏日に行きましたが、建物の中はとても涼しく驚きました。
白川郷自体が谷部分に位置しているため、風通りもよく、建物の中にも風が心地よく入ってきていたのを今でも覚えています。

改めて見返すと、壁素材や配置がどうなっているのか、天井裏の梁のかかり方とか、今まで目がいかなかった部分に注目するようになりました。
また、よく風が入ってきたのも、多くの建物が同じ向きになっているのと関係があるのかと思うこともありました。

ただ見て楽しんでいた数年前から見て想像し、考える楽しさを知り、より多くの地域を見に行きたいとも思えるようになり、自分自身の成長を感じました。

それぞれの地域、気候、周辺環境、そして住む人、つくる人と。

建築は条件次第では全く異なったものになるため、本当に奥が深く、そして本当に難しいことでもあると思いました。

私自身まだまだ未熟であるため、より良いプランを考えることは出来ないです。
これから少しずつ知識や経験を身に着け、中身だけでなくその地域の環境から見ても過ごしやすい、住み続ける人もつくる人も満足のいく住宅を創造できるようになりたいと思います。

 

コロナウイルスも落ち着き、各地で旅行のキャンペーンもあったりするので、近いうちに旅行に行こうと思います。目指すは全国制覇!

           
↑群馬県 草津温泉                     ↑沖縄県 美ら海水族館