目標設定
設計部門の磯野です。
いよいよ12月、週間天気予報には雪だるまの姿がチラホラ… 皆さん冬支度はお済でしょうか?
我が家は僅かながらですが雪吊り・囲いなどを何とか終え、残すところはタイヤ交換と除雪道具の準備・ツリーの飾りつけ・年賀状 といったところです。
恥ずかしながら3年前から見様見真似で始めた雪吊り、お向かいに施された本職の業との違いは明白。
流石だなと感心しつつその違いを学び来年に活かし精進したいと思います。
さて本題に入ります。
年末を迎え設計部門においても次年度課題に向けた検討会をスタートしました。
品質向上や業務改善は業種を問わず永遠の課題、 毎年現状の問題を抽出し、課題を明らかにし、目標設定をして来年度を迎えます。
そんな折、数日前あるスキー場の新聞記事に目が留まりました。
記憶の限り内容を簡単に申し上げますと、 どのスキー場も暖冬や少子化による集客の落ち込みが続いています。それぞれ工夫や改善に取り組みつつもなかなか結果につながらない中、そのスキー場は冬場でない夏場の集客に取り組み 結果的に1年を通して集客することに成功している とのことでした。
例えば設計部門において『対応棟数1割向上』という課題があったとしたら、現状の問題点や非効率な部分を洗い出し、丁寧にひとつひとつ改善する目標設定をしてしまいそうですが、 『これまでの倍の成果が必要』など 現状の業務の延長線では想像できない課題を設定をしたとしたら、前述したスキー場のように 当たり前だと思い込んでいる現状のオペレーション自身を変えていくくらいの目標設定になるのではないかと思います。
もちろんこれまで培った現状に対し地道に向上を目指す目標設定も大切です、しかしそこに更に並行して 現状の業務が本当に正しい姿か? 時代の流れに沿っているか? お客様のニーズに答えられているか? という視点を加えた上で 最終的な課題と目標を設定することが必要なのだろう と改めて気付かされる記事でした。
課題と目標の設定によってにその後の行動は大きく変化します。 来年同じように振り返ったとき、1年間の行動が実りあるものになるように年末から年度末までしっかり検討を重ねたいと思います。