よさに気づく
最終更新日:2022.12.26
金沢支店営業課の黒畑です。
ここ数日間は久しぶりの雪道の運転にあくせくする毎日でした。
冬は始まったばかり、引き続き皆様お気をつけください。
私ごとですが、今年の4月に本社から金沢支店に異動になりました。富山県で生まれ育ち、入社から5年間本社に勤務していた私にとって初めての「地元以外での生活」です。
とはいえ隣の県ということでいつでも実家には帰ることができますし、元々一人暮らしも経験していたため、そこまで困ることもありませんでした。
今回は、普段生活していて私が感じた、富山県と石川県の違いをお話しようと思います。
①富山県は信号機が縦、石川県は信号機が横
ご存じの方も多いかと思いますが、積雪量が多い地域では信号機の上に雪が積もり折れてしまうことを防ぐため、縦型の信号機が採用されます。
(先日の大雪を経験したことにより、石川県も縦型の信号機がいいのでは?と思いましたが、、)
月に1回は実家のある立山町に帰っていますが、いまだに富山県に入ると信号機が縦なのを見て「帰ってきたなあ」という気持ちになります。
②石川県には片側3車線以上ある道路、右左折専用レーンが多い
石川県で生活し始めたころは「車線が多くて運転が難しいな」とデメリットに感じていましたが、「車線が多いおかげで渋滞が少ないのでは?」と気づいてからはメリットのほうが大きく感じています。
③富山県ではどこにいても山が見える
大学時代、新潟県出身の友人が「富山県はどこにいても山が見えてびっくり!」と言っていました。他県もそんなに変わらないだろうと思っていたのですが、最近このことを強く実感する出来事がありました。
先日富山県に住む友人と電話で話した際に、このような会話をしました。
友人「山のてっぺんが白くなってて、早くスノーボード行きたくなったわ~」
私 「うそ!山チェックしてないわ」
私はスノーボードが趣味で毎年冬が来るのをとても楽しみにしています。この会話をしたときに私は、十数年大好きだったスノーボードへの熱が冷めてしまったのかと思いましたが、そうではありませんでした。
その翌日にたまたま富山県に行く用事があり街中を車で走っていたときに、「スノーボードに行きたい気持ち」になりました。なぜなら山が勝手に視界に入ってきたからです。
友人も、去年までの私も、何気なく視界に入ってきた山を見てスノーボードを楽しみにしていたこと、そしてそれは富山県ならではのものだということに気づきました。
富山はどこにいても山が見える、本当でした、、
思い返せば、就活中にアルスホームの社屋を訪問した際、窓の外に山の景色が拡がっているのを見て「オフィスにこもっている感じがなくていいな、自然に癒されながら仕事ができるっていいな」と感じていました。私にとって山が見えるということはどうやらポイントのようです。
(実家の犬の散歩コースにも、背景に山がありました)
場所や生活が変わると、新しい発見があることはもちろん、今までは気にしたこともなかったことが実は自分にとって「大切なこと」「いいなと思えること」だったことに気付く機会にもなります。
お客様のお家づくりをお手伝いする立場の人間として、お客様が言葉にできない、ご自身では気づいていないご要望も引き出せるよう、これからも自分を磨き続けていきたいと思います。