職人技
こんにちは。
福井支店設計課の辻野です。
今回は、最近あった嬉しい事について書きたいと思います。
先日、外構の植栽施工に立ち会う機会がありました。
梅雨入り前の晴れの日に施工現場に立ち会わせて頂いたのですが、大きな樹木や小さな下草まで、どのように施工されているか見学しながら様々な質問をさせて頂き、そうこうしているうちにあっという間に完成したことが印象的でした。
手際の良さや植物の知識、植物の扱いなど、まさに職人技だ!と思いながらお話しをしていたのですが、
一番大事なことはしっかり丈夫に大きくなってね、と『愛情を込めること』だそうです。
私も自宅で観葉植物を育てていて、声をかけるとなんとなく植物が元気になる気がする、という経験があったのでまさにその通りだと思いました。
『愛情を込める』だと少し気恥しいような気がしますが、
言い換えると「大事にすること」「懇切丁寧にすること」という意味もあるそうです。
今回私が立ち合いさせて頂いたのは植栽の施工でしたが、建物の施工中の現場や完成後の現場を見に行くと、丁寧な仕事を見て、職人技だ!といつも感銘を受けています。
より良い住まいにするための社内の会議やお客様との打ち合わせ、実現させたいことが成り立つように検討したり、詳細図を描いたり…時間と労力をかけて、みんなで力を合わせて決定してきたことを丁寧に施工して頂いている様子を見ると、携わる人間の一人として、とっても嬉しくなります。
たくさんの時間をかけてお客様と共に決めた理想の暮らしが出来る住まいを
たくさんの大小さまざまな部材を職人さん達が丁寧に組み合わせてつくっていく
職人技だと感じるところには、愛情が込められているのではないでしょうか。
職人さんたちの愛情に負けないように、私も愛情を込めて自分に出来ることを精進してまいります。