思い出を紡ぐこと

最終更新日:2023.07.27

 

 

 

 

 富山第一支店 設計課の中村です

よいよ夏本番で、毎日酷暑が続く中、皆さん体調など崩されておられないでしょうか。

 

私事ではありますが、先日祖母が他界しました。気持ちの整理に時間が掛かりましたが、ようやく落ち着いてまいりました。

その際、 家族と共に祖母の部屋の整理をしていると、たくさんの写真が出てきました。

幼少期に撮った写真や友人との旅行での1枚、孫を抱えた祖母の笑顔の写真、大事にしていた自慢の畑での風景、家族での集合写真やイベントを愉しむ様子などたくさんの思い出が刻まれていました。

印象的だったのが、多くの写真の背景には共に思い出を紡いできた住まいがありました

私もおばあちゃん子で、幼少期は常に祖母と一緒に過ごすことが多く、楽しい思い出の隣にはいつも祖母がいた記憶があります。

 いつも心地よい居場所に身を置き、家族が集まる食卓では笑顔があふれ、毎日畑での作業も愉しんでいました。

日常の何気ない時間が家族にとっては「時間的価値」としての財産となりました。

 

 

私たちアルスホームの企業ミッションに「創時間・創空間」があります。

住まい手が人生のドラマの主役となり、そこで紡ぎだす大切な時間や価値ある空間を創り出すことが私たちの役割だと思っています。

 一人一人の人生は異なり、個性的であるからこそ、私たちはお客様と対話を通じて、その方の人生に語り掛けることを大切にしています。

 ともに住まうご家族の時間が価値あるものであるように、幸せな思い出を紡ぎだす舞台装置であるように・・・

 

祖母の笑顔をみていると、最高のドラマとしてフィナーレを迎えてくれたと思います。